2016年 03月 23日
鳴門海峡を渡るノスリ
静岡でも1羽カウントされています。
淡路島でも1羽確認されたそうです。
いよいよサシバがやってきたようです。
興味の有るかたはタカの渡り全国ネットワークをチェックしてみてください。
徳島県の鳴門山展望台における春のタカの渡りのカウント集計表では、サシバ、ハチクマ、ノスリ、ハイタカ、ツミ、オオタカ、タカspの欄があります。
その他については備考欄への記載となります。(spとは、はっきりと同定できない時に使います。ハイタカに似ているけど、オオタカかもしれないしツミの可能性もあるしと言った場合にハイタカspなどとします。タカらしいけど、まったく同定できない場合はタカspですね。)
このうちサシバ、ハチクマは夏鳥、ノスリ、ハイタカ、ツミ、オオタカは冬鳥となります。
夏鳥とは日本で夏に繁殖して冬に南へ渡る鳥、冬鳥とは夏に北の外国で繁殖して冬に日本へ渡って来て越冬する鳥ですね。
もちろん、オオタカやツミは日本で繁殖するものも沢山いるようですから、全部が外国へ渡っているわけではないようです。
つまり日本国内での近距離を移動するものは渡りとは言わないようですね。
しかし目の前を飛ぶタカがどこまで行くのかは正確に分からないので、移動していればカウントしていますよ。
この3月期に渡りを開始するタカはノスリとハイタカですね。
数で言えばノスリがメインで、ハイタカが少し混じると言った感じでしょうか。
そして4月の声を聴くようになるとサシバがやってきます。
ハチクマは遅くて、多くが5月になってからですね。
今回は、前置きが長くなってしまいました。
文章でごまかそうとした感じが分かりますでしょうか!
by tumaguro
| 2016-03-23 23:49
| 野鳥